私たちは30代後半の夫婦です。子どもは2人います。私は夫に駄目だしされることが多いので、駄目だしされないようにと気を付けて生活しています。それなのに夫は些細なことでも文句の対象にしてくるというのか、私の言葉じりと捉えて、突っ込んでくるのです。そこで私がキレて夫に言い返して「だから離婚したいって言っている」と始まり、夫もキレて言い争いが繰り返されていました。

夫から「悪いのはオマエ」とレッテルを貼られているように感じて苦しい毎日を過ごしていました。何度も離婚したいと思いましたが、カウンセリングに通って、この悪循環は何なのかを知り修復できる可能性が見つかれば離婚は回避しようと心に決めました。

高橋知子横浜相談室でカウンセリングを受けることにしました。夫も修復できる可能性を見つけることに賛成してくれたので、夫婦で通うことにしたのです。しかし、カウンセリング中にも大喧嘩になってしまうことも多く、修復の可能性はあるのかと思うこともありました。カウンセラーを前にして自分の言い分を知ってもらいたいとの気持ちが働き、何の遠慮もなく、二人とも言いたいことを言っていました。

それでも、どんなことになっても、あわてず、それぞれを受け入れてくれるカウンセラーを信頼しカウンセリングを続けていきました。

気が付けば、夫婦喧嘩はかなり減りましたし、仲直りもできるようになりました。

何と言っても、私がのびのびと暮らしている現実があります。あの当時はいつ夫が不機嫌になるのかとびくびくしていましたから。